2018-01-01から1年間の記事一覧

熱い恋ーすべて恋しき若者たち

『君の名前で僕を呼んで』の公開に合わせた特集上映『すべて恋しき若者たち』(http://www.bunkamura.co.jp/s/topics/cinema/1317.html)のラインナップはもちろん、キャッチコピーが胸に刺さります。 「すべて過ぎれば一瞬のこと。けれど、あの時のなにもかも…

英語コンプレックスと私ー『マダム・イン・ニューヨーク』

あらすじ: 家族の中で唯一英語が喋れず、夫や娘から馬鹿にされてしまっているインド人の主婦シャシ。姪の結婚式でニューヨークへ行くことになり、現地で早速言葉の壁にぶち当たる。カフェで不親切な店員から馬鹿にされるなど散々な目に遭い、更に自信を失く…

このシーンが好き 『ムーンライト』

シャロンが幼馴染で恋仲だったケヴィンと再会するシーン。 シェフとして働くケヴィンの店のジュークボックスから流れるBarbara Lewis のHello Stranger。 ケヴィンがこの歌を聞いてシャロンを思い出したというんだから...なんてロマンチックなんだろう。 以…

『不機嫌なママにメルシィ』

母親から女の子として育てられてきたギョーム・ガリエンヌ監督が、自分のセクシュアリティに悩みつつ成長してきた半生がコメディチックに描かれているこの作品。なんとお母さんと自分役を監督自身が演じているんです! ギョーム監督の作品は昨年のTIFFで『マ…

聖域

福山雅治の『聖域』が好き。 どれだけ生きれるか分からないけど でもどう生きたいかは分かるから 幸せ不幸せ豊かさ貧しさ 決めるのは私だから 愛とか恋とか攻めとか受けとか 決めるは私だから 触るな心に かっこいい〜 共感できるとともにこんな女として生き…

トリュフォーが見たい

最近フランソワ・トリュフォーの作品をもう一度見直したくなってきた。 学生時代はアントワーヌ・ドワネルの冒険をテーマにして論文を書いたり、「トリュフォーと少年」をテーマにして数万字の論文を書いたりもした。 以前は美少年が好きで、そこから少年映…

スクールカーストについて思いを馳せる 『ソロモンの偽証 前篇・事件』

中学生の頃いじめられていた私にとっては、観るのになかなか勇気がいる映画。 ニキビだらけの樹里ちゃんを見ると、いじめられていた自分の姿がフラッシュバックしてくる。周りの女子より遥かにダサくて、男子からも気持ち悪いと蔑まされていたあの頃。 樹里…